2023/07/09 13:19

いつもご覧頂きありがとうございます


hinode flowerpotです。


表題とは全く関係ない話ですが

昨晩突然の空腹に駆られ

コンビニで見かけた蒙古タンメン中本の

北極ラーメンのカップ麺に手をつけ

滴る汗と辛さに耐えながら食べ進めていました。



もはや辛さというより痛み、

序盤からすでに唇が痺れて

普段辛いものを好んで食べるタイプでも無いのに

なんのウォームアップもなく食べると

こういう事になるという良い教訓になりました。


日頃から辛いものを食べて過ごすなど

特殊な訓練を受けていない方は

いきなりめちゃくちゃ辛いものには

挑まない様肝に銘じましょう。




さて



くだらない話が長くなりましたが


今回は作風について

お話しさせていただきます。



元々

文章をまとめる。

言葉で伝える。

という事が苦手な人間故に

作品を作っているというのもあるのですが、

今回のブログを書くにあたり

慣れないなりに考えをまとめてみたところ



作陶経験に縛られずに

自然物の様な雰囲気を意識し制作している。


というところに落ち着くのかなと思います。





自然物の様な雰囲気を意識し制作している。


そもそも

hinode flowerpotで制作を始めるにあたり

植物と空間を繋ぐ様なもの

自然物の様な雰囲気を感じるものにしたい

という思いがありました。

人の手で何かを生み出す以上

人工物の枠から抜け出す事はできませんが、

人工物でありながら植物の様な

自然に近い雰囲気を持つ作品ができれば

より良く空間を繋ぐ事ができるのではないかと

考えたからです。



手仕事で完璧に同じものを作る事はとても難しく、

ですが

機械で言うエラーや欠陥の様なものが

人を惹きつける大事なポイントになったりします。



では、

その思いを私hinodeなりの形に起こすには?

と考えた時に

テクスチャで樹皮や地割れを表現したり

釉薬で水を表現する事もあれば

作品の形が均等に揃い過ぎない様に、

なおかつわざとらしくならない程度に崩して

岩の様に形作ったり、、

といった今の形に繋がったわけです。



とはいえ

自身の意識した作風=正解という考えでもなく

私の意識する作風と

ご覧頂く方が抱く私の作風が違っていても

何かしら

『hinode flowerpotはこの作風だよね』

『自然の〇〇みたいだよね』

なんて思っていただければ

何かを表現として確立している様に思えるので

割と堅苦しくもなくやってます。




作陶経験に縛られずに


既に作品をご覧になった方は

なんとなくわかって頂けていると嬉しいのですが

hinode flowerpotのシリーズは

割と種類が多い方なのではないかと思います。


私の作品は大きく分けて

テクスチャ系

釉薬系

シンプルな形系


ざっとこんな感じで展開しています。

種類のお話についてはいずれできればと思います。



この作陶経験に縛られずにという点は

普段の暮らしや制作の中で

ふとアイデアが浮かぶのですが、

これまでの作陶の経験や教わった事を

ベースとして大切にしながらも

それのみに縛られ変化せずにいるのではなく

実際に試したり組み合わせて

新たに発見していくといったサイクルを

気付けば自然に行っていた様に思えたからです。



とはいえ

あれやこれやと取り組むと

落ち着きのない様にも見えてしまうのですが、

不思議なもので大抵のアイデアは

これまでの経験に則して浮かぶので

実は全てが見当違いという事もなく

どこかで繋がったアイデアだったりします。


ですので、実は関連性のない様な事であったり

見た目では全く関係なさそうな事も

これまでの経験から分岐している事が多いです。


そう言った点を踏まえて



作陶経験に縛られずに

自然物の様な雰囲気を意識し制作している。

という事になるのではないかと考えています。


ですので

どこかで繋がってはいても

今あるシリーズがこのまま残るかもしれませんし

気付けばガラッと雰囲気が変わるかもしれません。




さて

偉そうに作風を語るという表題の回で

実は気持ちの抵抗もありましたが

こういった話から

少しでもhinode flowerpotの作品に

興味や理解が深まってもらえたり

陶芸に限らず何かに取り組んでいる方の

参考になれば幸いです。



それではまた